お米の味・食感は、「甘みがあるか」「もちもちorあっさりしているか」「かためor柔らかいか」などをポイントに。お米の主成分は「デンプン」で、これを唾液に含まれる消化酵素が分解し、「甘み」を感じるかが美味しさのポイントの1つです。これらの食感は、好みが分かれるかと思います。「もちもちしているかどうか」はお米の持つ粘り気や水分量、「柔らかいかどうか」はお米そのものの硬さのほか、炊き方でも調整できます。

お米にはたくさんの品種があり、味や食感が異なります。
◇コシヒカリ:甘み・粘りが強く、もっちりした食感(人気No.1)
◇あきたこまち:コシヒカリよりあっさりしていて、上品な味わい
◇ひとめぼれ:甘みと粘りのバランスがよく、幅広い料理に合う
◇ササニシキ:あっさり・さっぱりした味で、お寿司にぴったり
◇ゆめぴりか:冷めても美味しいお弁当向き

同じ品種でも産地によって味が変わります。
例えば、新潟県魚沼産コシヒカリは粘りと甘みが特に強く、秋田県産あきたこまちはふっくらして冷めても美味しい。宮城県産ササニシキは和食と相性が良いなど特徴があります。

お米は精米すると風味が落ちやすいので、精米日が新しいものを選ぶのがベスト!
購入後はできるだけ1ヶ月以内に食べきるのがおすすめ。
できるだけ精米したてが一番おいしく食べられます。

ツヤがあるお米は新鮮で水分がしっかり残っているものを。割れや欠けが少ないものを選びましょう。割れたお米は炊いたときにべちゃっとしやすくなります。